[協議会の趣旨]
環境リサイクル肉牛協議会は、農産加工副産物を利用した資源循環型食肉生産の啓蒙・普及を図る目的で2000年に設立しました。
農産加工副産物や牧草などを有効に利用し、輸入穀物飼料への依存を抑えて飼料自給率の向上を図ると共に、堆肥を畑地還元して資源循環型の牛肉生産方式で作られた肉牛を環境に優しい肉牛生産の実践として認証を与えるe-ビーフ認証事業を展開しています。
協議会の構成員は牛肉生産者、食肉流通業界、消費者団体、研究機関から参集しています。
牛肉生産の技術は得られる飼料原料と牛の産肉能力、需給バランスおよび食肉への嗜好によって絶えず変革を求められます。
資源循環型牛肉生産の重要性を生産者のみならず流通業界、消費者にも正しく理解して貰うことがこの協議会の大きな役割と考えています。
2008年7月に当協議会は特定非営利活動法人として認証され、それまでの資源循環型肉牛生産の展開・普及活動をより一層促進するための実証試験やモデル事業に取り組みます。
その成果を生産者、流通関係者、消費者に公開して資源循環型牛肉生産の浸透を図り、わが国の食料自給率向上と環境保全・持続型農業の発展に寄与することを目指しています。
協議会概要 |
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